黒ばみたるさいでに包みたるもの

黒ばみたる裂帛に裹たる物 とは

「黒ばみたる さいでに つつみたる物」とは「黒っぽい布切れに包んだ物」という意味です。『今昔物語集 』や『宇治拾遺物語 』の佐渡で金が採れる話にでてきます。
その昔、能登の国司(藤原実房)が佐渡で金が採れる話を聞きつけ、その証言者に金を内密に佐渡へ採らせに行かせるお話です。 最後に国司に渡されたのが「黒っぽい布切れに包んだ物」で、その中身は佐渡の金(コガネ)でした。
この度、「佐渡島の金山」の世界遺産登録応援の一助となれるよう、こがね色にみえるお塩をつくりました。お塩を佐渡の砂金に見立て、今昔物語集や宇治拾遺物語の世界観を表現するため、黒色のサイデ(不織布)に包みました。

世界遺産登録を目指す佐渡金銀山の魅力発信につながれば幸いです。

 

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